京都新聞掲載「ともに生きる」「福祉のページ」の記事をネット上で紹介するコーナーです。
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●ふくしナウ
「ともに生きる」をテーマにした福祉コラムです。 認知症サポーター何ができるかを考える
「オレンジリング」をご存じですか。これは、認知症の人と家族の応援者である「認知症サポーター」としての証しです。
認知症サポーターは、厚生労働省が提唱する認知症キャラバン事業の一環である「認知症サポーター養成講座」を受講した方で、現在、全国では770万人超、京都市でも8万人を超えています。
受講者からは、「認知症は他人事でないことが分かった」「近所に認知症で困っている人がいたら、できることをしたい」「認知症の人と家族のために何ができるかを、考えることができた」などの声が寄せられています。
京都市内には、認知症の人や家族が気軽に立ち寄って、同じ立場にある人同士や専門職、地域住民らと交流する認知症カフェ・サロンが約40カ所あります。認知症アドバンスサポーターは、そのようなカフェ・サロンのボランティアスタッフとし、生き生きと活躍されています。 認知症の方は、現在約460万人と推計されており、2025年には約700万人に達する見込みです。このような中、京都市長寿すこやかセンターでは、京都市内の関係機関と連携し、認知症になっても安心して暮らすことのできるまちづくりを進めています。この取り組みに、あなたも認知症サポーターとして参加しませんか。 京都市で開催する認知症サポーター養成講座に関することは、京都市長寿すこやかセンターまでお問い合わせください。 TEL 075(354)8741=月〜土曜午前9時〜午後9時30分、日・祝日午前9時〜午後5時(社会福祉法人京都市社会福祉協議会・京都市長寿すこやかセンター 所長 木村好美)
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