京都新聞掲載「ともに生きる」「福祉のページ」の記事をネット上で紹介するコーナーです。
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●ふくしナウ
「ともに生きる」をテーマにした福祉コラムです。 アルコール依存症社会問題生じるリスク
お酒に酔うのはその中に含まれるアルコールという薬物の作用です。アルコールは身体にさまざまな作用を及ぼしますが、「酔い」は医学的にみると脳の機能低下です。アルコールは最も身近な脳に作用する薬物であり、この作用の一つに「依存性」があります。
このような問題を、皆さんはどの程度ご存じでしょうか。お酒は生活に潤いを与える一方、不適切な飲酒は健康を害し、その家族への影響や飲酒運転などの社会問題を生じるリスクもあります。平成26年6月、アルコール健康障害対策基本法が施行されました。この法律は、国民全体への啓発、アルコール健康障害の発生や進行、再発予防、アルコール健康障害がある人やその家族の支援、国民の健康の維持向上などを目的としています。 依存症もアルコール健康障害の一つです。保健所や精神保健福祉センターなどでは、アルコール依存症に関する相談を受け付けています。ご家族だけの相談も可能です。依存症は、専門的な治療を受け、断酒会などの自助グループに参加することで回復の道があります。まずはご相談ください。 (京都市こころの健康増進センター)
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