京都新聞掲載「ともに生きる」「福祉のページ」の記事をネット上で紹介するコーナーです。
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●ふくしナウ
「ともに生きる」をテーマにした福祉コラムです。 京都市災害ボランティアセンター平時の備え、迅速支援に
今年7月の九州北部の豪雨災害では発災から1週間までに、福岡県朝倉市、添田町、東峰村、大分県日田市で災害ボランティアセンターが開設されました。京都市では、災害が起こってからではなく、日常的に活動できる体制を築くため、平成18年から常設型の「京都市災害ボランティアセンター」を開設しています。行政、地域組織、NPO法人などがそれぞれの強みを出し合えるよう、京都市、社会福祉法人京都市社会福祉協議会、特定非営利活動法人きょうとNPOセンターの三者が設置主体となっています。
平時からの備えとしては、災害ボランティア活動についての啓発や研修、災害支援ボランティアらの人材育成、災害ボランティアセンター運営訓練、活動用資機材の整備などを、区社会福祉協議会と連携し進めています。 他の地域に大規模災害が発生した時は、一刻も早い生活の復旧を要望する被災地の声、被災地の力になりたいという市民の方々の思いに応え、発災後早い時期でのボランティア派遣も行っております。 九州北部の豪雨災害においても、先遣隊の派遣後、公募のボランティアを8月1日から4日間、また、学生主体のボランティアを8月8日から3日間、それぞれボランティアバスを運行して派遣しました。 自然災害が多発するなか、毎年どこかで災害ボランティアセンターが開設され、新聞やテレビで取り上げられることも増えてきましたが、一人でも多くの方に災害ボランティアセンターの役割を知っていただけるよう、今後も啓発に力を入れるとともに、京都市の特性を生かして学生向けの講座を実施するなど、人材育成も進めていきたいと考えています。 同センターセンター075(354)8728、ファクス075(354)8727。ホームページはhttp://ksvc.jp/ メールアドレスはoffice@ksvc.jp 平時の開設時間は平日(月〜金)午前9時〜午後5時(第3火曜日、祝日、年末年始は休業) (京都市災害ボランティアセンター)
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