お楽しみ情報

おいしいレシピをご紹介します。

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松下玲子
管理栄養士、製菓衛生師。
学校法人トモエ学園北大阪福祉専門学校、家政学教員。同志社女子大学家政学部食物学科卒業後、神戸市内の病院勤務を経て、1998年より現職。

〜うなぎどんぶり・香味野菜を添えて〜

【ドライアイの予防に効果】
 昔からスタミナのつく食べ物として親しまれているうなぎにはビタミンAがたっぷり含まれています。ビタミンAは「目のビタミン」と呼ばれるほどに視覚機能に関係が深く、目を活性化させるためにはなくてはならない栄養素です。ドライアイの予防効果もあります。目が乾きやすかったり、暗い所で物が見づらいなどの症状があるときビタミンAが不足しているのです。さらに視力の低下を防ぎ、目の疲労や充血を回復を促すビタミンB1・B2、良質タンパク質も豊富に含まれています。

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【材料(4人分)】〈1人あたり…543kcal〉

ご飯700g
うなぎの蒲焼2尾(市販品・たれつき)
青じそ10枚
みょうが4個
しょうが1かけ
いりごま(白)大2
粉さんしょう適量

【作り方】

  1. うなぎは2cm程の細切りにします。
  2. 青じそとみょうがはせん切りにして水にさらし、しょうがはみじん切りにします。
  3. ご飯に1、しょうが、ごま、さんしょうを加えて混ぜます。
    器に盛り、水気をふきとった青じそ、みょうがをのせて出来上がり。

〜野菜たっぷりオリーブオイル炒め〜

【細胞や粘膜の老化予防に役立つ】
 パプリカやズッキーニは体内でビタミンAに変わるβカロテンを多く含みます。これらは、オリーブオイルと一緒に調理するとビタミンAの吸収率がさらに高まるのです。また、βカロテンは抗酸化作用が強いため、細胞や粘膜の老化防止に役立ったり、体内の免疫力(抵抗力をつけ病気を防ぐ力)を高めてくれます。また、アーモンドにはビタミンEが多く含まれ、血行を促し目に栄養や酸素を送り、イキイキをした輝く目を保ちます。

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【材料(4人分)】〈1人あたり…161kcal〉

ナス4本
パプリカ(黄)1個
ズッキーニ1本
ミニトマト8個
にんにく1かけ
アーモンドダイス(細かくしたもの)大1
オリーブオイル大2〜3
こしょう少々
イタリアンドレッシング適量

【作り方】

  1. ナス、パプリカ、ズッキーニは、それぞれへたや種を取り除いて乱切りにします。ミニトマトは半分に切ります。
  2. にんにくはみじん切りに、アンチョビーフィレは細切りにします。
  3. フライパンに、オリーブオイルとにんにくを入れ熱し、香りがでたら1を加えて炒めます。
  4. アンチョビーフィレとアーモンドを加え、混ぜながら炒めます。
  5. 火をとめて、こしょうとイタリアンドレッシングを適量かけて出来上がり。

〜ブルーベリーといちごのゼリー〜

【疲れた目を癒す】
 目によいということで、最近特に注目されているのがブルーベリーです。ブルーベリーの青紫色を作り出している色素(アントシアニン)には、網膜にあるロドプシンという色素体の再合成を助ける働きがあります。ロドプシンは視神経の働きを支えていて、目を酷使したり、加齢によって、徐々に分解され減少していきます。ロドプシンの働きが悪くなると、目がチカチカしたり視界がくもったりします。ロドプシンの再合成を助けるアントシアニンを摂ることで、疲れた目を癒し、目の機能を向上させる効果が期待できます。
 また、いちごにはビタミンCがたっぷり含まれていて、目の周囲の血管や組織を強くし、水晶体を透明に保つ働きがあります。

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【材料(4人分)】〈1人あたり…101kcal〉

ブルーベリー40g
いちご200g
レモン汁大1
はちみつ大3
粉ゼラチン8g
冷水50cc
300cc
砂糖25g
ミントの葉適量

【作り方】

  1. いちごはへたを取り4等分に切ってブルーベリーと合わせ、レモン汁、はちみつをからめてしばらく置きます。
  2. 粉ゼラチンは冷水に振り入れ、10分ほど置きます。
  3. 湯と砂糖を合わせ、2を入れて溶かします。
  4. 1を加えて器に入れ、冷蔵庫で冷やし固めます。ミントの葉を飾って出来上がり。