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  • 仏を描写、命の大切さ伝え 〜岩下さんが今年も絵画展〜(2006/05/30)
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 今年も絵画展を開いた左半身が不自由な画家岩下哲士さん(37)「小さいころから仏像が好きで、小学三年の時に奈良の大仏を初めて見てあまりの大きさにびっくりした。幼いころの病気が原因で体が不自由なこともあり、よくなりたいという思いもあって絵を描こうと思った。これからも仏像や花、動物の絵を描き続け、見る人に命の尊さ、大切さを伝えていきたい」

 来場した京都市右京区の天野芳子さん(76)「どの絵にも生き物が描かれていて、絵が生き生きしているのが印象的だった」  大胆な構図と豊かな色彩感で知られる岩下さんの絵画展「仏といのち」がことしも22日から六日間、下京区の佛教大四条センターで開かれ、大勢の来場者が作品を鑑賞した。