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  • 「思い出は母子部創設」
    京都市母子寡婦福祉連 平野会長退任(2007/06/12)
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 8年間、京都市母子寡婦福祉連合会の会長を務めた平野昭子さん(78)が、このほど退任した。

 市内の母子家庭会員の声をまとめ、生活の向上に尽くしてきた平野さんだが、「若い人たちが育ってきた今が潮時と、後を託すことにしました。多くの人たちが支えてくださっているからこそ、活動を広げることができました。若い会員が集まる母子部を創設したことが一番の思い出です」と振り返る。

 来春からの児童扶養手当減額が決まったほか、母親の就労、子育て、離婚後の養育費問題など、このところ母子家庭の懸案が浮上して、平野さんの胸中は複雑。

 後任会長に就任した山川美潮さん(66)は「平野さんを見習って、しっかり運営したい」と決意を語っている。