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  • 命みつめる359枚
    13歳早世の少女 左京で絵手紙展(2007/07/24)
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 「命をみつめる−みぽりんの絵てがみ展」が京都市左京区の思文閣美術館で開かれ、連日、親子連れや学生グループらが訪れて、熱心に見入っている=写真。

 「みぽりん」は、脳腫瘍(しゅよう)のため3年前、13歳で亡くなった名古屋の岡田美穂さん。2歳の時に急性白血病と診断され、骨髄移植で回復したが、中学入学式の直後に悪性脳腫瘍で余命1年と診断された。闘病の励みにと父の勧めで描いた絵手紙は359枚。「命とは。生きるとは」を考え、希望と勇気をくみ取ってもらおうと、写真や愛用品も展示している。8月5日まで。入館料の一部は骨髄バンクに寄付。

■問い合わせ 同美術館 TEL075(751)1777