• 美術館に車いすを寄贈（2007/11/20）

　女性たちの奉仕団体、国際ゾンタクラブ京都�气]ンタクラブ（西村早苗会長）がこのほど、左京区の京都市美術館に車いす３台をプレゼントした＝写真。

　同美術館には８台の車いすがあるが、人気の美術展の開催中などにはすべてが出払い、待ってもらわなくてはならないこともあった。これを知った同クラブが、チャリティーバザーの収益金から車いす３台を贈ることにした。美術館正面で行われた贈呈式では、会員も車いすの乗り心地などを体験。いずれも持ち運びが簡単な軽量型で、美術館の村井康彦館長は「こんなすばらしい寄贈を受け、大変感激しています。障害のある人や高齢者の美術鑑賞に大いに役立ちます」。

　西村会長も「京都の美術の秋を１人でも多くの人に楽しんでいただければ。文化施設にこれからも車いすを贈っていきたい」と話していた。