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  • 目の不自由な人へ 観光サポート学ぶ(2008/01/22)

 写真目の不自由な人たちの京都観光を手助けする「おこしやす京都eye helper(アイ・ヘルパー)養成講座」(京都新聞社会福祉事業団後援)がこのほどスタート、受講者は適切な誘導の仕方などを学んだ=写真。

 目が不自由で行動にも不安がある全国の人たちに、気軽に京観光を楽しんでもらおうという試み。「アイ・ヘルパー」はこのような人たちの「目」となって誘導援助をし、観光をサポートする。

 主催したのは食堂点字メニューの普及などに取り組む市民ボランティアグループ「ユニーズ」(大西正広代表)で、3月まで2コース(各コース6回シリーズ)に分けて下京区の「ひと・まち交流館」で開く。初回の講座には、ボランティアは初めてという主婦を含め9人が参加、声の掛け方など誘導の基礎を学んだ。大西代表は「アイ・ヘルパーと視覚障害者が楽しく京観光できるようになればすばらしい」といい、さらに多くの市民の講座への参加を呼び掛けている。