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  • 福祉と経営の融合学ぶ(2008/09/22)

アクセス 「福祉と経営の融合」を基本理念に、障害のある人たちが働く喜びや生きがいを見いだそうとする「第7回経営パラリンピック」(NPO法人経営パラリンピック委員会主催、京都新聞社会福祉事業団など後援)が15日、大阪市東淀川区の大阪成蹊大で開かれ、約280人が参加した=写真。

 故小倉昌男ヤマト福祉財団理事長が、ヤマト運輸と共に障害者の就労を目的に設立した特例子会社「スワン」の社長、海津歩氏が基調講演。

「世のため人のためになる企業は永続的に発展する」と話した後、「期待に応える」をテーマに5つの事業所が事例発表した。発表ではメール便事業や精米事業、企業による就労支援の取り組みなどが報告され、参加者らは熱心に聞き入っていた。

 実行委員長の鶴田沙矢香さん(21)は「みんなの力が一つになって素晴らしい大会となった」と話した。