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  • パラリンピック目指し熱戦(2008/09/30)

アクセス 「第10回京都障害者ボッチャ大会」(京都新聞社会福祉事業団など主催)が21日、左京区の京都市障害者スポーツセンターであり、日ごろの練習の成果を競った。

 重い障害のある人も楽しめるスポーツとしてヨーロッパで考案されたもので、コート内の目標球にどれだけ近く自分のボールを投じたかで得点を競う。

 大会には京都、大阪、兵庫などから重度の障害のある人ら、選手17人が出場し、5つのクラスで男女の個人戦を行った。北京パラリンピックに日本代表で出場した選手も加わり、真剣なプレーを展開した=写真。

 勤務先の福祉工場で仲間とともに練習を積んでいる西京区の山口良太さん(37)は「相手とのかけ引きなど、競技の魅力はいっぱい。練習を重ねて4年後のパラリンピック出場を目指したい」。多くの選手が、目標球に近づける妙技を見せ、大会ボランティアらから大きな拍手を受けていた。