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  • 「事始め」の鏡もちを児童養護施設に贈る
     井上八千代さんら(2008/12/22)

アクセス  京都・祇園の「事始め」で、京舞井上流家元、井上八千代さん宅のけいこ場に飾られた鏡もちが13日、京都新聞社会福祉事業団を通じて京都市内の3児童養護施設に師走のプレゼントとして贈られた。

 事始めの同日、祇園甲部の芸舞妓たちは新年のあいさつで家元宅を訪れた。鏡もちはひな壇にずらりと並べられ、新春ムードを高め、その後、同事業団に届けられた。

 各施設では、鏡もちはお正月に子どもたちにふるまわれる。和敬学園(上京区)の牧野哲治副施設長=写真左=は「縁起のいいお餅のお雑煮をみんな今から楽しみにしています」といい、井上さんからの「こんな厳しい時こそ、お餅をいっぱい食べて明るく元気に成長してください」とのメッセージも伝えられた。