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コンサートや出店にぎわう (2009/06/16)

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 子どもからお年寄りまで、みんなで音楽を楽しむ「2009みんなおいでやコンサート」(京都新聞社会福祉事業団など後援)が6日、湖南市の石部文化ホールで開かれた=写真。

 コンサートは、地元で障害のある人や高齢者を支援しているNPO法人(特定非営利活動法人)NPOワイワイあぼしクラブと地域の人たちで構成する実行委が主催した。5回目の今回は、社団法人甲賀・湖南人権センターをはじめ地域の人たちも協力、障害者作業所の人たちの出店もあり、にぎわった。

 コンサートでは、ソプラノ歌手山本隆子さんやモンゴル楽器の馬頭琴奏者アヨーシ・バトエルデネさん、同じくモンゴルの笛・リンベなどの奏者マハバル・サウガゲレルさんらが「千の風になって」や「アメージンググレイス」などを演奏した。モンゴル楽器は独特の響きがあり、来場した約280人は草原を渡るような独特の美しい音色に聞き入っていた。また、全員で「小さな世界」を合唱し、音楽を楽しんだ。実行委代表の本多恭子さんは「今後も音楽を通して人と人とのつながりを感じあえるコンサートを続けていきたい」と話していた。