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　京都新聞朝刊の「誕生日おめでとう」コーナーに寄せられた寄付金などをもとに、京都新聞社会福祉事業団が実施している京都新聞「愛の奨学金」がこのほど、149人に給付された＝写真。

　同奨学金制度は、学資援助を必要とする若者を支援するために1965（昭和40）年に始まった。対象は京都府、滋賀県在住の大学、短大、専修学校、高校生らで、今年度は応募者321人のうち、選考委員会で大学・専門学校生48人、高校生101人の計149人への給付が決まった。

　４日に京都新聞社で大学生に年額14万4000円、高校生に同７万2000円（いずれも返済不要）が給付された。「全額、授業料に使わせていただきます」、「教材費に」、「学費と資格取得に使います」、「英語の勉強に活用します」などと奨学生は感謝していた。また、京滋の13の養護施設から通う高校生101人に奨学激励金一人３万円（同）も給付された。