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児童養護施設レク、歓声響く(2009/11/17)

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 9月に行われた第45回チャリティーゴルフ大会(京都ゴルフ倶楽部、京都新聞社主催)の善意をもとに、京都新聞社会福祉事業団が実施している「児童養護施設レクリエーション」が今年も始まり、対象施設の子どもたちがさまざまな催しを楽しんでいる。

 今年度は、同ゴルフ大会の善意216万8000円と同事業団からの拠出金が役立てられる。同レクリエーションでは、京都、滋賀の17児童養護施設が映画鑑賞や動物園、テーマパーク訪問などを計画しており、引率者を含め約1130人が参加の予定。

 京都市西京区の平安徳義会養護園ではこのほど、児童14人が職員7人の引率で大阪府枚方市のひらかたパークを訪れた。子どもたちは庭園の中をゆっくり流れるおしゃれなボートや、人気のアンパンマンが描かれたゴンドラ、メリーゴーランド、子ども用ゴーカートなどの乗り物を楽しんだほか、ジャンボなドラえもんの前で楽しく記念撮影=写真。引率した同園職員の米田顕太郎さん(26)は「なかなか行ける場所ではないので、みんな行く前から楽しみにしていました。みんな大喜びで楽しい1日でした」と話していた。