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配食サービス支援
8607人分にお米贈る(2010/02/02)

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 独り暮らしの高齢者らにお弁当を届けているボランティアグループなどに、お米をプレゼントする京都新聞社会福祉事業団の「配食サービス支援」がこのほど、京都、滋賀の87団体8607人を対象に行われた。

 「京都新聞歳末ふれあい募金」に寄せられた寄金の一部を活用して行なっている。今年度は京都市、府内55団体6508人、滋賀県32団体2099人分の申し込みがあり、一人当たり180グラム分、計約1500キログラムの滋賀県産「こしひかり」がウエットティッシュを添えて贈られた。

 各グループや団体はさっそくお弁当に利用。その分、おかずを充実したり、安価にして配食した。左京区の「配食ボランティア葵」(細見正枝代表)では19日、37人分をちらし寿司に調理して届けた。「おかげで一人でも多くの人に届けられます」と細見さん。お弁当を受け取った垣江良子さん(88)も「心のこもったお弁当に感謝しています」と話していた=写真。