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楽しく親子で「和菓子作り体験」(2010/03/16)

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 京都新聞福祉ボランティアグループ「TAGW」主催の「和菓子作り体験」が7日、東山区の甘春堂東店であり、親子や高齢者が楽しいひと時を過ごした=写真。

 TAGWは、社会人や主婦らがメンバーとなって独自のボランティア研修を行っているほか、京都新聞社会福祉事業団の年間活動にも参加している。

 和菓子作りには、母子・父子家庭の親子と65歳以上の高齢者30人が参加した。職人の指導を受けて、干菓子「きざと」やチョウを模したういろ、桜の花を題材とした練り切り、きんとんの4種類の菓子作りを体験。多くが初めての体験で、慣れない手つきだったが、協力しながら自分用の和菓子を楽しく作った。また、熟練の職人の手つきに感心し、参加者からは時折「おお」という喚声も起こった。

 親子で参加の母親は「親子で体験することができて楽しかった。子どもが、職人の方の話を聞く姿を見て、学校での様子を想像していました」と喜び、他の女性も「難しいと思っていましたが、意外と簡単。きれいに作れ、楽しかった」などと話し、満足顔で試食していた。