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「善意の小箱」で福祉の向上を(2010/06/22)

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京都新聞社会福祉事業団は、京都、滋賀の地域福祉の向上に活用される募金「善意の小箱」への協力を呼びかけている。

 「善意の小箱」は市民や企業、団体などから寄せられるいわば「草の根寄付」。寄せられたお金は同事業団が実施する福祉事業に活用される。スタートしたのは47年前で、「京都新聞愛の奨学金」に活用される募金「誕生日おめでとう」と並び、長年、多くの市民から善意が寄せられてきた。寄付者は京都新聞紙面でも紹介されている。

 活用されるのは、障害のある人や高齢者を支援する福祉事業、子育て応援の事業、福祉施設や団体の活動を支援する事業などで、09年度は障害のある人の自立を支援する新規事業なども行われた。

 募金は同事業団への直接持参や郵便振替などで届けられるほか、店先などに「善意の小箱」募金箱=写真=を置き、協力を呼びかけているところもある。