障害のある人たちの余暇活動の充実、支援を目的に、京都新聞社会福祉事業団の「京都新聞夏季キャンプ・レクを応援」助成がこのほど、京都・滋賀の11団体に行われた。
助成総額は93万8800円で、自閉症や知的障害などのある子どもや、身体障害のある人たちが７月から９月に実施するキャンプ活動やレクリエーションに活用される。
障害のある人の生活・就労訓練などに取り組む「ゆいまある」（北区）では、７月18日から２泊３日の日程で、スタッフを含めて25人が参加して、左京区の花背山の家でキャンプを楽しんだ。参加者は自然の中で団体生活や野外炊飯などを体験した＝写真。代表の古田久美子さん（59）は「みんなと自然の中で楽しいひとときを過ごすことができ感謝しています」と話していた。
他の助成先は次の通り。
「家庭療育援助グループ・ピーポ」（上京区・自然体験）
「西陣工房」（北区・秋合宿）
「京都釣り鯛クラブ」（中京区・釣り）
「山科タンタンおもちゃライブラリー」（山科区・水泳など）
「障害者ボランティアサークル プラネット」（右京区・野外炊飯など）
「冒険キャンプ実行委」（下京区・キャンプ）
「就労ネットうじ みっくすはあつ」（宇治市・海水浴など）
「あすなろ」（城陽市・乗馬体験など）
「滋賀県障害児・者父母の会連合会」（彦根市・学習キャンプ）
「子育て研究会」（守山市・キャンプ）
