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海釣り楽しみ交流
障害のある人の体験講座
(2010/08/31)

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 障害の種別や年齢などにかかわらず、誰もが楽しめる「みんなで海釣り―障害のある人の体験講座」(京都新聞社会福祉事業団など主催)が、21、22の両日、宮津市内で行われた。

 釣りインストラクターらによる技術指導やマナー講習のあと、22日には府立海洋高校桟橋で、京都、兵庫、広島から参加した障害者51人、ボランティアらを含めて約190人が釣りを通じて交流を深めた=写真。

 初めて参加した長岡京市の徳永真紀さん(49)は「友達と一緒に、きれいな海で、のんびり釣りを満喫しました」。

 釣り指導をした京都府磯釣連合会の畑中正好さん(58)は「趣味の釣りで、皆さんの笑顔を見られたのが最高です」。

 ボランティアで協力した府立海洋高の三上雄飛さん(16)は「仲間と一緒に、釣りを楽しみながら、お手伝いができました」。同じく宮津市ボランティア連絡協議会会長の今井とみさん(73)は「暑くて大変でしたが、皆さんに元気をもらいました。来年も参加します」。両日とも猛暑に見舞われたが、参加者は海釣りを通じての交流を楽しんだ。