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高校生ら90人、大会支える
全京都車いす駅伝
(2010/09/14)

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 第26回全京都車いす駅伝競走大会(京都新聞社会福祉事業団など主催)が5日、京丹波町の府立丹波自然運動公園陸上競技場で行われ、高校生や京都伝統工芸大学校の学生ら約90人が、猛暑の中、コース誘導や競技補助などのボランティアとして大会を支えた=写真。

 府立園部高の俣野晃広君(15)は「汗だくになり、懸命に走る姿をみて、自分もスポーツをしているので、頑張ろうという気持ちになった」と感激した様子。公立南丹看護専門学校の廣谷かな江さん(18)は「初めて参加しました。ミニ駅伝は距離が短いですが、一生懸命に走る姿に、元気をもらいました」。須知高の吉田梓さん(17)も「誘導は大変だったけど、いろんな人と交流が出来てよかった」という。

 京都伝統工芸大学校の小川祥子さん(18)は「暑い中、一生懸命レースする姿に感動しました」。京都学園大の津村朝光さん(20)も「障害のある人とかかわるボランティアは初めてで、周りで支えるスタッフの存在が大きいと感じました。小さな子が懸命に走る姿が印象的でした」と話し、ボランティアにとっても有意義な大会となった。