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京都新聞大賞・福祉賞贈呈式
喜び共有、取り組みに励み
(2010/12/14)

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 平成22年度「京都新聞大賞・福祉賞」の贈呈式がこのほど、中京区の京都新聞文化ホールであり、1個人2団体=写真=が受賞の喜びを語った。

 京都新聞社と京都新聞社会福祉事業団が、福祉向上への貢献をたたえて贈呈。個人で受賞の社団法人京都精神保健福祉推進家族会連合会会長、野地芳雄さん(77)は「大きな賞をいただき感動しています。多くの精神障害のある人や家族の方々と喜びを共有したい。精神保健の課題はまだまだ多く、あたりまえの生活ができるよう取り組んでいきたい」。

 長岡京市身体障がい者団体連合会会長、山田猛さん(62)は「諸先輩方の努力と長岡京市民、ボランティアのみなさんの力添えがあって50年間、活動を続けてこられました。その成果が受賞につながったと思います」。

 京都ダウン症児を育てる親の会事務局の木村純子さん(49)は「みなさんの支えで、地域で子どもたちが育ち、創立25周年の11月に賞をいただきました。会員のニーズは多様化し、年齢も幅広くなっていますが、子どもの自立につながっていくよう、今後もサポートを強化し、情報発信していきたい」。