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和菓子でほっこり
親子ら手作り体験
(2011/04/12)

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 京都新聞福祉ボランティアグループ「TAGW」主催の「季節の和菓子作り体験」がこのほど、東山区の甘春堂東店であり、親子や高齢者らが楽しいひと時を過ごした=写真。

 TAGWは、ボランティア活動を目的に社会人らが独自の研修などを行っているほか、京都新聞社会福祉事業団の年間活動に参加している。

 和菓子作りには、母子家庭の親子と65歳以上の高齢者ら42人が参加した。参加者は、職人さんの指導を受けながら、干菓子「きざと」やういろ、桜の花を模した練り切り、きんとんの4種類の和菓子作りをした。慣れない手つきながらも協力しあい、和気あいあいと自分の和菓子作りを楽しんだ。参加者は和菓子を写真に撮ったあと、お店から出された抹茶を飲みながらさっそく味わい、残りはお土産としてそれぞれが持ち帰った。

 参加した萬里小路房則さん(78)は「日ごろから料理をしています。参考になりましたが、なかなか家では作れそうにないです。少し難しかった」。親子で参加した藤井虎太郎君(7)は「練り切りで桜の花の形にするのがすごく難しかった。抹茶を初めて飲みました。今日はとても楽しかった」と喜んでいた。