京都新聞社会福祉事業団はこのほど、在宅の高齢者を支援する「ホームヘルプサービス活動に関する備品助成」を京都、滋賀の16団体に行った。
助成総額は117万9503円。在宅高齢者の介護に必要な備品を支援することで利用者の経済的負担を軽減、安心して介護を受けてもらう初の取り組み。入浴時の介護用品や車いすなどの各種福祉用具を贈った。中京区のホームヘルプステーションきこえの森には、入浴介助エプロン5着と体位変換器一式が贈られ、介護者はエプロンを着用して早速、介助に活用した=写真。助成備品は貸し出しなどにも使われる。他の助成先は次の通り。
- 京都生協福祉事業ネットワーク推進部(北区、車いす)
- 助けあいグループりぼん(東山区、庭木手入れセット他)
- まほろばホームヘルプステーション(西京区、入浴介助用品)
- 訪問介護ステーションおをそら(伏見区、体位変換器他)
- 丹後福祉応援団訪問介護事業所(与謝野町、車いす)
- ケア・オフィス舞夢(舞鶴市、入浴介助用品他)
- 夜久野デイサービスセンター(福知山市、四点歩行器)
- ふくし夢工房(同市、車いす他)
- まごころサービスあい愛(京丹波町、デジタル血圧計他)
- ほほえみ日吉訪問介護事業所(南丹市、車いす他)
- ほほえみ美山訪問介護事業所(同市、洗髪器他)
- 生活よろず相談所たよりになる輪(宇治市、車いす他)
- ヘルパーステーション山城ぬくもりの里(木津川市、車いす他)
- 笠置町社会福祉協議会訪問介護事業所(笠置町、送迎用スライドスロープ)
- ライフケアなごみ(大津市、電動アシスト自転車)