「障害者シンクロナイズドスイミングフェスティバル」(京都新聞社会福祉事業団など主催)が8日、京都市左京区の市障害者スポーツセンターで13都府県から約300人が参加して行われた=写真。
参加者はソロ、デュエット、チームの部などに分かれて演技した。チームの部では音楽に合わせて障害のある人とない人が輪になったり、肩車をするなどしてプールいっぱいに演じた。今年は20回記念で海外参加を呼び掛け、イタリアから知的障害の女性1人も参加した。
ソロでナイスシンクロ賞を受賞した京都コスモスの岡本宣子さん(67)は「思いがけない受賞。いろんな人から指導を受け、みんなで取った賞だと思います」と話し、フリーコンビネーションで受賞した同チームの平田幸美さん(72)も「はりきりながら楽しく練習を重ね、みんなで音楽に合わせて演技出来ました」と喜んでいた。イタリアから参加のマルタ・カンテロさん(17)は「上手く踊ることができました」と楽しく話していた。