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ソフトボールで交流
精神障害者が集い
(2011/05/31)

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 精神障害のある人たちがスポーツを通じて交流を深める「京都ゆとりスポーツの集いソフトボール大会」が13日、山科区の勧修寺公園グラウンドで行われた=写真。

 通院やリハビリ治療を続ける人の健康増進や社会参加への推進などを願って、府内10病院でつくる実行委と京都新聞社会福祉事業団が共催で開催しており、今年で31回目。

 今回は7チームが参加し、トーナメント形式で試合を行った。試合では、痛烈な打球を好捕したり、ホームランも飛び出すなど白熱した展開も。好プレーには応援席から盛んに声援が贈られた。さわやかな風が吹く五月晴れの下、選手たちは晴れ晴れと心地よい汗を流した。

 優勝した醍醐病院(伏見区)のキャプテンは「みんなの力で優勝することができました」。同病院の精神保健福祉士の西村崇さん(29)も「日々の練習の積み重ねがこの優勝につながった。みなさん、楽しそうでした」と、2年ぶりの優勝を喜んでいた。準優勝は長岡病院(長岡京市)、3位は洛南病院(宇治市)だった。