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地域福祉 多彩に活用
「善意の小箱」にご協力を
(2011/06/14)

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 京都、滋賀の地域福祉の向上に役立てる募金「善意の小箱」への協力を京都新聞社会福祉事業団が呼びかけている。

 市民や企業、団体から寄せられる善意をもとに同事業団は長年にわたり多くの福祉事業を行っている。寄付金は障害のある人の自立を支援する事業や高齢者を支援する事業、子育て応援事業、福祉施設や団体の活動を支援する事業などに活用され、10年度は、地域でホームヘルプサービスを行う団体へ介護用品を贈呈する新規の取り組みも行われた。

 「善意の小箱」は草の根募金と位置づけられ、同事業団への直接持参や、郵便振替などで届けられる一方、店頭などで「善意の小箱」募金箱を設置しているところもある。同事業団では「厳しい状況の地域福祉にもぜひ温かい支援を」と呼びかけている。

 店頭での「善意の小箱」募金を寄せた下京区の飲食店を経営する小林英徳さん(54)は「福祉のお役に立ててうれしいです。これからも続けていきます」と話す。