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絵を描くとは?見るとは??
プロとアマ画家トークショー
(2011/08/16)

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 プロの画家とアマチュア画家のトークショー「絵をどう描くか、どう楽しむか」が7日、京都市下京区の大丸ミュージアムKYOTOで開かれた=写真。

 京都の絵画愛好家で作る「チャーチル会・京都」60周年展の記念イベント。洋画家の池田良則さん、日本画家の森田りえ子さん、武田病院グループ会長の武田隆男さんが出演し華道家の池坊美佳さんが司会を務めた。

 池田さんは「絵描きはボクサーと同じ。(カンバスという)リングに上がると逃げられない」、森田さんは「描くだけでは中途半端。見て共感してもらって初めて絵は完成する」と、プロとしての意気込みを述べた。アマチュアを代表して武田さんは「本業のある人は自分をうまくコントロールして描いてほしい」と語った。

 聴衆の久保正子さん(84)=京都市伏見区=は「感動した。今後は絵に込められた思いを感じ取るよう努めたい」と話していた。

 会場ではチャリティー販売のコーナーもあり、売上金は京都新聞社会福祉事業団に寄託される。