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キャンプやレクで心育む
京滋9団体の活動助成
(2011/09/20)

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 京都新聞社会福祉事業団は今夏も、障害のある人たちを対象にした「京都新聞夏季キャンプ・レク活動を応援」の活動に助成した。

 この活動は障害のある人たちの活動の場を広げ、余暇活動の充実・支援が目的。今年は、京都・滋賀の9団体に総額61万円が贈られ、キャンプやレクリエーションに活用された。

 下京区のNPO法人冒険キャンプ実行委員会は、8月12〜18日の日程で、香川県の塩飽諸島のひとつ手島でキャンプを開催。障害のある兄弟姉妹を持つ児童らを含む60人、スタッフを合わせ総勢120人が、自然の中でテント泊のキャンプを楽しんだ=写真。

 同実行委の出店知之代表(56)は「子どもたちに野外キャンプ生活を通じて、自然や人を愛する心を育んでもらうきっかけになりました」と話していた。

 他の助成先は次の通り。

家庭療育援助グループピーポ(上京区)、あすなろ(南区)、車いすと仲間の会(南区)、山科タンタンおもちゃライブラリー(山科区)、社会福祉法人ミッションからしだね(山科区)、障害者ボランティアサークルプラネット(西京区)、障害児者支援ステーションほっこり(舞鶴市)、滋賀県かいつぶりの会(彦根市)。