特定非営利活動法人スリーピースの設立１周年を記念する集会「あなたもわたしも１周年、マジで自立する５秒前!!」が８日、京都市東山区の東山いきいき市民活動センターで開かれた＝写真。
スリーピースは障害のある人が中心になって運営。仲間の自立生活を応援し、ひいては暮らしやすい社会の実現を目指す自立支援センター。具体的には介助者派遣事業や自立生活プログラムの作成を行っている。昨年７月に設立され会員は15人。
集会には障害の当事者と支援者ら約20人が参加した。立命館大の立岩真也教授が「戦後、日本の障害者施策はどのように変わったか」と題して講演。自立支援センターが、事業体としての側面に時間をとられがちになっていることから「介助制度充実などを図る運動体としての側面とバランスをとらないといけない」と強調した。
また伏見区を中心に活動する４人組のポップユニット「Hello Everybody」のミニライブもあった。
