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カラフル土玉、ユニバーサル社会のシンボルに(2012/02/21)

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 障害のある人が作るカラフルな「京のつちたま」を取り扱っている南丹市園部町の障害者施設「園部まごころステーション 陽だまり」は、土玉を使ったピンバッジタイプの装飾品「ゆにぼう」=写真=を近く本格発売する。

 「京のつちたま」は2007年、工藤良健・京都伝統工芸大学校教授の助言を得て、南丹圏域2市1町の施設で製作を始めた。粘土に顔料を入れて発色させたもので、平安時代の十二単(ひとえ)にちなみ12色ある。手のひらでこねて焼くので一つ一つが微妙に形が違っており、そこが一人一人の個性を表しているという。

 「ゆにぼう」は、障害のある人もない人もともに生きる「ユニバーサル社会」のシンボルになるようにと名付けられた。直径約1aの「つちたま」に金具を付け、1個500円で販売中だが、今後は、「ゆにぼう」のオリジナルパッケージを作り広く購入を呼びかける。

 問い合わせは陽だまりTEL 0771(68)1122