介護の疲れをその日のうちに解消する「セルフボディケア講習会」が、2月25日、京都市左京区のコストトレード社体験型ショールーム「エスカルゴ」で開かれ=写真=、介護施設職員ら約20人が受講した。
講習会は、建築設計施工とともに介護用品の販売とリースを手がける同社が、健康づくりのための機能性商品の製造と販売を行うファイテン(本社・中京区)の協力を得て開催した。
スポーツ選手らにボディケアを行っているファイテンサポートシステム銀座店院長で鍼灸(しんきゅう)師の村地勇紀さんが講師になり、ストレッチやマッサージのやり方を指導。「肩関節は360度回転できるが、手を高く上げる動作を行わないと肩こりになりやすい」などと語り、米レンジャーズのダルビッシュ有投手らのケアを行った経験をもとに「ストレッチをひと月は続けてほしい」と訴えた。
ケアマネジャーのかたわら訪問介護も行う市原郁子さん(59)=南丹市=は「肩こりで悩む仲間は多いので、事務所に帰ったら伝えます」と話していた。