トピックス

献眼した人の善意に感謝
京で愛の光の集い(2012/04/10)

photo  昨年1年間に献眼した人の名を記載して納める「第14回愛の光感謝の集い」が3月27日、京都市東山区・高台寺のアイバンク愛の光碑前で開かれた=写真。

 ライオンズクラブ国際協会335−C地区(京都府、滋賀県、奈良県)のメンバーが、眼科医らとともにつくる「アイバンク愛の光基金管理会」の主催。臨終に際して献眼をした人の遺族や会のメンバーら約80人が集まった。 則武清司・同管理会理事長が「善意の献眼で1人でも多くの人が光を取り戻せるよう、一層の協力を」とあいさつ。京都府立大付属病院眼科の外園千恵医師は「角膜移植を受けた患者の中には、毎日献眼してくれたことに感謝している人がいることを、遺族の方に知ってほしい」と語った。

 その後、則武理事長が1府2県の4アイバンクで昨年に献眼した31人を記した芳名帳を碑の中に納め、参加者は献花を行い、感謝と哀悼の意を示した。

 また、同管理会設立30周年式典と交流の集いも、市内のホテルで開かれた。