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春らんまん 和菓子作り(2012/04/17)

photo  母子家庭の親子やお年寄りが集い和菓子作りを楽しむ催し(京都新聞社会福祉事業団主催、京都新聞福祉ボランティアグループ「TAGW」運営)が3月25日、京都市東山区の甘春堂東店で開かれた=写真。

 催しには申し込みのあった38人が参加。春をイメージした、きざと(生砂糖)「桜」、ういろ「水温(ぬる)む」、練り切り「宴(うたげ)」、きんとん「うららか」の4種類を作った。

 「宴」では、桜色の餡(あん)を材料に講師の森晋さんが「指でくぼみを作って下さい」「三角べらですじをつけて下さい」などと指導。参加者は、丸くこねた餡が見る見るうちに桜の花びららしく変化していくのに感心。できあがったお菓子を、店から提供された抹茶とともに、さっそく味わっていた。

 森田典子さん(44)と悠花さん(12)親子=北区=は「普段のおやつと違って季節感があって楽しかったです」と話していた。

 TAGWは、ボランティア活動を目的に社会人らが独自の研修などを行うほか、京都新聞社会福祉事業団の活動に参加している。