グリーンコーラス女声合唱団38周年のチャリティーコンサート（京都新聞社会福祉事業団後援）＝写真＝が10日、京都市左京区の京都コンサートホールで開かれた。
同合唱団は1974年の発足。社会の役に立ちたいと、84年の10周年以来、２〜３年に１回チャリティーコンサートを開催し11回目になる。50代から80代まで団員33人で平均年齢は71歳。
コンサートはミサ曲や唱歌メドレー、女声合唱組曲「沙羅」、賛助出演のサクソホン・カルテットなど盛りだくさんの内容。約500人の聴衆は満足げな表情で帰途についていた。
同合唱団はロビーの募金箱に寄せられた41万1868円を京都新聞社会福祉事業団に寄託。20万5934円を東日本大震災救援金に、同額を「善意の小箱」に寄付した。
代表で指揮者の山口陽子さん（65）＝右京区＝は「仕事や家庭の事情などさまざまな困難の中で、団結力で乗り越えることができました」と話していた。
