京都新聞掲載「アクセス」

日曜画家の力作に感動
チャーチル会・京都展(2012/08/21)


photo  第61回チャーチル会・京都展が1日から6日まで、下京区の大丸ミュージアムKYOTOで開かれた=写真。

 チャーチル会は油絵を趣味にしていた英国の首相チャーチルにちなんで1949(昭和24)年に東京で誕生。チャーチル会・京都は全国3番目の姉妹会として51年に発足した。京都を中心に活躍する各界の絵画愛好家50人以上が名を連ね、「芸術文化の発展と社会福祉に貢献する日曜画家の会」として認知されている。

 今年は、会員の指導に当たるプロの画家の作品を含め100点を超す出展があった。風景や静物など多彩な素材を油彩や水彩で表現し、会場は明るい雰囲気に包まれていた。またチャリティーコーナーでは会員から寄贈のあった約40点が展示販売された。収益金は京都新聞社会福祉事業団に寄託される。

 西京区の女性2人連れは「どの絵もアマチュアとは思えない見事さで、感心しました」と話していた。