第28回全京都車いす駅伝競走大会(京都新聞社会福祉事業団など主催)が2日、京丹波町の府立丹波自然運動公園で行われ、地元の生徒・学生ら約90人がコース誘導などのボランティアとして大会を支え、感想を語った=写真。
園部高の中西樹さん(16)は「障害のある人もレースで頑張っている姿に勇気をもらった」。同高陸上部の中西秀章さん(17)は「速く走る選手はこぎ方がうまくてすごいと思った」。
須知高の竹林翔大さん(16)は「手でタイヤを回してレースをするのは大変だと思った」。
京都美術工芸大の鞍元玉緒さん(37)は「みなさん思った以上にスピードが出ていて驚いた」。京都伝統工芸大学校の倉本紗妃さん(18)は「生まれつき難聴で普通に接してもらっているのはまわりのみんなのおかげだと感じた」。
京都学園大の三野裕典さん(21)は「ミニ駅伝を手伝い色んな人と接することができた」。南丹看護専門学校の西澤匡史さん(19)は「後方が目視できないのにゴールを目指すところがすごいと思った」。