京都新聞掲載「アクセス」

感謝の思い込めた手作り品
サリュ開所10周年でイベント(2012/10/02)


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 精神障害のある女性の日中活動の場として結成された上京区の特定非営利活動法人Salut(サリュ)が15日、開所10周年記念イベント「つながるMarche(マルシェ)」を、左京区のアンスティチュ・フランセ関西(旧関西日仏学館)で催した=写真。

 サリュは女性約20人が和洋雑貨やアクセサリー作りに当たっている就労継続支援B型事業所。2002年の開所から10年になるのを機に感謝の意を込めて企画した。

 フランス語で市場を意味するマルシェの名前通り、会場には野菜やパン、ワイン、カフェなど食べ物の店や、花や雑貨など計10店舗が並んだ。

 このうち、サリュの店舗には施設で作った大中小のポーチやバッグ、アクセサリーがずらり。ヘアピンとヘアゴムを買った城陽市の特定非営利活動法人「で・らいと」理事長、森山章子さん(53)は「縫製がしっかりしている上、何よりかわいらしいので、いつも愛用しています」と話していた。