京都新聞掲載「アクセス」

震災被災地支援へ木版画展
26日まで東山区のギャラリーで(2012/12/11)


 東日本大震災の被災地支援のため、京都の名勝を描いた木版画展が、26日まで京都市東山区のギャラリー白川で開かれている=写真。版画家で京都嵯峨芸術大名誉教授の西真(ただし)さんの作品。同区のNPO法人「風」が主催した。

photo  昨年、今年と被災地支援活動を続けている「風」に、西さんから「復興に役立ててほしい」と木版画1000点を託された。

 支援プロジェクトは、被災した学校や病院、集会場に作品を寄贈し飾ってもらおうという計画。

 作品展はプロジェクト実現のための送料や額代をねん出するために、売上金や寄付金を集めるのが目的。ギャラリーには「石庭」「雪の嵐山」「金閣寺」など13点が並び一枚4000円から1万円(額付き)で販売している。また木版画8種類を絵はがきに制作。500円の寄付に対し1セットを進呈する。

 問い合わせはNPO法人「風」TEL 075(532)2616