京都新聞掲載「アクセス」

善意幅広く
歳末ふれあい募金(2012/12/18)


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 京都新聞社会福祉事業団「歳末ふれあい募金」の受け付けが3日から始まり、京都市中京区烏丸夷川上ル、京都新聞社内の同事務局には各方面から善意が寄せられている。

 同事業団が発足した1965年にスタートして以来、京都府と滋賀県の住民を中心に幅広く届けられている。

 浄土宗教師修練道場(左京区・金戒光明寺内)では80年から托鉢(たくはつ)を行い、浄財を寄託している。今年も僧侶12人が18日から24日まで四条河原町など3カ所で行う予定で準備=写真=に余念がなく、「協力を頂いたときはこちらも心が温かくなります」と話している。

 また京都信用金庫(本店・下京区)では毎年、職場で歳末助け合い運動を展開、同事業団への寄託は40年目を迎えた。今年も募金のトップを切って、役職員と京信総代懇和会分計219万1352円を寄託した。「歳末ふれあい募金」の寄託分は障害者や高齢者ら、子育てなどへの福祉支援に充てる。26日まで。問い合わせは同事業団 TEL 075(241)6186