京都新聞掲載「アクセス」

住民のつながり 大切さ再確認
京で地域福祉学会(2013/01/22)


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 近畿地域福祉学会「京都発福祉コミュニティの再興(結びなおし)をめざして」が2012年12月15日、京都市上京区の同志社大で開かれ、研究者や福祉関係者、学生ら約200人が参加した=写真。

 実行委員長の所めぐみ・佛教大准教授が「東日本大震災や京都の台風・豪雨被害で、救援や復興の取り組みが進む中、つながりの大切さが意識されるようになってきました」と、大会テーマの背景を説明した。

 続いて開かれたパネルディスカッションでは、京都生活協同組合両丹ブロック=販売や配達を通した見守り活動▽福西社会福祉協議会=洛西ニュータウン(西京区)内での住民主体の福祉コミュニティづくり▽社会福祉法人よさのうみ福祉会(与謝野町)=リフレかやの里運営などによる障害者の就労保障と地域活性化事業▽財団法人ソーシャルサービス協会ワークセンターソーシャルホーム=ホームレスの支援活動ーの報告と、活発な意見交換が行われた。