京都新聞掲載「アクセス」

おいしい弁当届けてね
京滋の94団体に米贈呈(2013/02/12)


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 配食サービス支援のために京都新聞社会福祉事業団が提供しているお米が1月16日、京滋の配食ボランティアグループに一斉に配送された。お米は弁当に調理され、一人暮らしの高齢者らに届け、見守りにも活用されている。

 同事業団では年末の「歳末ふれあい募金」の一部などをもとに、毎年お米を贈っている。丹波産こしひかりで一人当たり150c。今年度は京都市内19、府内44、滋賀県内31の計94団体から申請のあった計9516食分が贈られた。

 京都市左京区の「配食ボランティア葵」では5日午前9時から、同会メンバーの男女15人が調理を開始。約3時間かけて巻きずし、シシャモなどを盛り付けた弁当50食を作り、地域のお年寄りに届けた=写真。

 同グループ代表の細見正枝さん(70)は「お米をいただけるおかげで、別に一品付ける余裕ができ、利用者に喜んでもらってます」と話していた。