京都新聞掲載「アクセス」

入賞者喜び語る
京都手話フェス(2013/04/16)


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 第8回京都手話フェスティバル(京都新聞社会福祉事業団など主催)が3月20日、京都市中京区の京都新聞文化ホールで開かれ入賞者が喜びを語った=写真。

 看護師として女児の最期をみとった体験を表現した最優秀賞の尾崎玲奈さん(26)=中京区=は「亡くなった子や母親、手話サークルの仲間に支えてもらいました」。

 優秀賞の会田孝志さん(42)=下京区=は、“親友”について発表。実は動物園に保護された亀だったという落ちがついた。「楽しんでほしいと思いました」。同じく優秀賞の目良命さん(70)=右京区=は聴覚障害の人が過ごす老人ホームを造る夢を語り「苦しい気持ちを知ってほしかった」。

 国際ソロプチミスト京都―弥生賞の西向優芽さん(16)=右京区=は震災を機に、大切な人といるすばらしさを痛感したと訴え。「昔の新聞記事がきっかけになりました」。同事業団賞の坂田道子さん(36)=南区=は自殺の増加と人のつながりについて表現。「多くの人に教えてもらったおかげです」と語った。