京都新聞掲載「アクセス」

ひとり親家庭の子ら
和菓子作り楽しむ(2013/04/23)


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 京都新聞社会福祉事業団が運営母体のボランティアグループ「TAGW」が企画した催し「和菓子作り体験」が3月24日、東山区の甘春堂東店で開かれ、親子やお年寄りらが交流した=写真。

 催しには、申し込みのあった母子・父子家庭の親子と65歳以上の人計35人が参加。職人の指導で干菓子「きざと」やチョウを模したういろなど4種類を体験した。

 会場では、熟練の手つきに時折「おおー」と喚声も上がるほど。参加した子どもは「桜の花びらが難しかった」「きんとん作りで裏ごしをする手触りが好きで、今回もできてよかった」などと話していた。

 TAGWは、ボランティア活動を目的に社会人らが独自の研修などを行うほか、京都新聞社会福祉事業団の活動に参加。秋に京丹波町で開く全京都車いす駅伝など同事業団の活動を支えている。現在は約10人で、新規メンバーを5月31日まで募集している。