京都新聞掲載「アクセス」

情報交換やものづくりで交流
若年性認知症「ホッとタイム」(2013/07/16)

photo  若年性認知症の当事者とその家族らが交流する会「認知症ホッとタイム」がこのほど、宇治市の「ゆめりあ うじ」で開かれた=写真。

 NPO法人認知症友の会(宇治市)が毎月1回開いており、当事者やその家族、介護者、ボランティアらがお茶を飲みながら支援制度の情報交換をしたり、革小物やキーホルダーなどを作り交流している。

 この日は、革のネックストラップ作りがメーンで、当事者が支援者らと時折世間話をしながら楽しそうに製品作りを行った。同会理事の吉田照美さん(39)は「交流会は当事者同士が友だちになることを目的に開いています。孤独になりがちな当事者が少しでもほっとすることのできる時間を作っています」と話す。次回は、7月21日午後2時から「ゆめりあ うじ」で開かれる。

 同会では、毎週木曜日の午後に若年性認知症についての電話相談=TEL 0774(43)4195=を受け付けている。