京都新聞掲載「アクセス」

山間部の仕事 お手伝い
美山でワークキャンプ(2013/09/10)

photo  山間の集落で地域が抱えるさまざまなニーズに応えるボランティア「ワークキャンプ2013 in 美山」が、8月26日から9月1日まで、南丹市美山町の南、北、佐々里区で開催された。

 華頂短期大の名賀亨准教授が代表を務める京都ボランティア学習実践研究会の主催。2008年から毎年夏、秋、冬に開催しており、今回で18回目を迎えた。京阪神の大学生ら16人が参加し、竹伐(き)りやつる切り、桜の修繕など、時折雨が降り作業を中断することもあったが、学生らは懸命に取り組んでいた=写真。

 夜には1日の作業を振り返ってグループディスカッションを行い、作業を通して何を学んだかを話し合っていた。また、作業の合間に地元の人たちとの交流会も行われ、学生らは地域住民との信頼関係を築いていた。

 今回で7回目の参加となる京都華頂大3回生の堀口桃惠さん(20)は「今回はリーダー役としての参加でした。リーダー役をしてみて人をまとめて、引っ張っていくしんどさがあったけど、すごく充実した。リーダーとしての動きを考えられて自分自身の成長につながったと思います」と話していた。