子どもへの虐待防止を呼びかけるオレンジリボン運動の促進イベント「ゴスペルワークショップ滋賀」が10日、大津市浜大津の旧大津公会堂で行われた=写真。
イベントは、虐待を受ける子どもを一人にせず、人と人とのつながりの大切さを音楽を通して体感してもらおうと企画した。米国・ニューヨークから来日したゴスペル音楽ディレクターのステイシー・ペンソンさんを特別講師に招き、京都、滋賀、大阪から参加した約120人がゴスペル音楽の指導を受けた。
参加者らはソプラノ、アルト、テナーの3パートに分かれ、楽譜なしで曲に合わせて手拍子をしたり、体を左右に動かしながらオリジナル曲を歌い、ゴスペル音楽を楽しんだ。
イベントは全国20カ所で開催され、今年で3回目。滋賀県での開催は初めて。ゴスペル音楽のワークショップのほか、子どもの虐待防止やDV被害者を支援する団体とも交流した。