京都新聞社会福祉事業団はこのほど、障害のある人が働く作業所や授産施設などの工賃増の取り組みを支援する｢工賃増へ向けての取り組み｣助成先を京都府内の７団体に決めた。助成は、今年で５回目となる。
対象は商品の改良・新商品開発のための材料・道具、商品の販売時に必要な物品、販路の確保・拡大のための経費、品質向上のための研修費・指導料。15件の申請に対して７件総額83万3000円を助成した。
助成先は次の通り。
西陣工房(15万円、多色を使った紋織物の商品開発材料費、北区)
ハートブライト(10万円、手作りジャムのパッケージ開発・販促広報費、中京区)
ＨＡＬＦ―ＴＩＭＥ(14万8000円、印刷機器の物品購入費、同区)
深草福祉農園(11万5000円、シイタケ栽培用機材・原木などの購入費、伏見区)
京都市だいご学園(10万円、商品開発用什器購入費、同区)
かめおか作業所(18万円、自主製品｢亀岡牛のしぐれ煮｣のデザインなどの諸経費、亀岡市)
ワークスおーい(４万円、販売促進用パンフレットデザイン料、同市)
