京都新聞掲載「アクセス」

知的ハンディ越えて
守山で「文化のつどい」(2013/12/17)


photo  滋賀県内の知的障害のある人たちを招いた「文化のつどい」が6日、守山市三宅町の市民文化会館大ホールで開かれ、約750人が参加した=写真。

 つどいは、音楽や演劇などの公演を身近で鑑賞することを通じて、豊かな感性を磨き多くの人と交流を図ることを目的に滋賀県知的ハンディをもつ人の福祉協会が毎年開催している。

 滋賀県を拠点にステージ活動を続ける音楽劇団「てんてこ」が、フライパンや空き缶、バケツなど身近にあるものを楽器に変え、「山の音楽舎」や「ドレミの歌」「さんぽ」などを演奏し、インドネシア・ジャワ島ジョグジャカルタで結成したジャワ伝統ユニット「ハナ☆ジョス」が影絵芝居を披露した。

 「てんてこ」のコンサートでは、曲に合わせて参加者が手拍子を打ち、一緒に歌った。アンコールでは参加者の数人が劇団員と一緒に楽器を演奏して楽しんだ。