京都新聞掲載「アクセス」

独特の色使いで躍動感
AKIさんが京で個展(2014/05/12)


photo  軽度の知的障害のある画家のAKIさん(27)=本名・木下明幸、東京都世田谷区=の絵画展がこのほど、京都市下京区の大善院おてらハウスで開かれた=写真。

 AKIさんは14歳の時から独学で絵を描き始めた。現在は、水性ペンキを使って描いている。

 AKIさんの誕生日とAKIさんが中心に活動する福祉作業所ライフステージ(東京都)の活動15周年を記念した個展で、これまでに描いてきたものから最新作までの作品約40点が展示された。

 独特な色使いで描かれた鳥や花、動物などの作品は躍動感にあふれ、来場者の目を楽しませていた。

 また期間中に、京都で活動する唐紙師トトアキヒコさんと共同制作した畳一畳ほどの作品は、京都ホテルオークラ(京都市中京区)のロビーで28日まで特別展示されている。